この曲を聴け! 

今週のアルバム10選
失恋船長 (2025-07-28 04:11:01)
『おやすみ前にブラックサバス』


①CROSS PURPOSES
モダンになったとか言われたアルバム
でもモダンヘヴィネス系と言われるシアトルサウンドに
影響を与えたのがブラックサバス
なぜモダンになったと言われたのか個人的には意味不明だった
実にサバスらしいアルバムだろう
サバスそのものでしかない
トニー・マーティンでオジー風味のアルバムを作っただけである
ヴォーカルのメロディラインが変わればアレンジも変わる
だから雰囲気はガラリと変わる
狙ったよね
この音をさ








②FORBIDDEN
ドラムはコージー・パウエルという奇跡のラインナップが揃うも
プロデューサーがアイス・Tというのが許せないというか
ヘヴィメタルの重鎮の作品にラッパーがプロデューサーだとと
聴く前からボロカスでした
そこに日本一権威ある雑誌からもNOを突きつけられたら
それに続けとばかりに愚か者達が踊る踊る
このアルバムを聴いてサバスらしさがないとは全く思いません
なんなら前作よりも初期の作風ですよね
多様性の時代がやってきた今
今作ほど見直されなければいけないアルバムはないでしょう










③SEVEN STAR
アイオミのソロ作がウルトラCでサバス名義に変更
金儲け主義もマネージャー&レコード会社はアーティストを平気で殺すね
サバスらしくないとか文句を言われる始末ですが
ソロが前提なのでらしくないのは当然
しかし今作は紛れもなくアイオミギターが炸裂
むしろ曲調の幅が広がった事でよりアイオミギターが強調された
フレッシュな感性に彩られた力作
グレン・ヒューズの歌声も期待に応えた
次作も聴きたかったがグレンの悪癖でツアーはレイ・ギランと
そして様式美サバスが誕生する
今作はそういう意味でも転換期に当たる一枚だ





 
④HEAVEN&HELL
オジー脱退というピンチを救ったのはロニー・ジェイムズ・ディオ
アイオミとロニーの強力な個性が重なる事で
高貴な暗黒様式美サウンドが形成された
タイトルトラックの凄みに震えるが
アルバム自体完成度が高く
新しい感性が加わることでサバスのカタログの中でも異彩を放っている





⑤BONE AGAIN(DELUXE EDITION)
イアン・ギランを意識した爽快なスピードナンバーもあるが
毒気満載の曲もありサバスらしさはキープ
その異種格闘技戦とも言える組み合わせは絶妙な駆け引きを行っている
ロニーはオジーの曲を歌わないが
ギランは歌ってくれた
2枚組のDISC2では当時のライブを堪能出来る
奇跡の組み合わせだよね
合わない瞬間はあるんだけどね

→同意