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Mainline Riders / Quartz / QUARTZ (火薬バカ一代)
Quartz / QUARTZ (火薬バカ一代)
The Longer You Can Wait / The Alex Parche Project / THE ALEX PARCHE PROJECT (火薬バカ一代)


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Mainline Riders / Quartz / QUARTZ
重々しく刻まれるGリフといい、重厚な曲調や後半テンポアップする曲展開といい、
(指摘通り)まさしく“HEAVEN AND HELL”の原型的な名曲。
Voもロニーとオジーのちょうど中間ぐらいの声質で。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-01 23:11:55)


Quartz / QUARTZ

様式美BLACK SABBATHを支えた陰の功労者、故ジェフ・ニコルズ(Key)が在籍していことでも大事なバンドQUARTZが、BLACK SABBATHのトニー・アイオミにプロデュースを依頼し(結構ノリノリでアルバム作りに協力してくれたらしい)'77年に発表した『クォーツ・デビュー』なる新作腕時計の宣伝文句みたいな邦題が冠された1stアルバム。
彼らに関しては2nd『STAND UP AND FIGHT』(’81年)でその存在を知ったこともあり、てっきりNWOBHM集団に属するバンドだと思っていましたが、実際は結成時期が60年代まで遡る超ベテラン。なので本作に託されているサウンドにヘヴィ・メタリックな切れ味や疾走感は然程でもなく、寧ろ全体をベールのように被う薄暗さやシケシケ感等、兄貴分のBLACK SABBATHに薫陶を受けた70年代HRテイストが色濃く滲む仕上がりとなっています。一方で単なるサバス・フォロワーの地位に甘んじてはおらず、燻し銀のVoが歌う、愁いを湛えたメロディを携えて重厚に展開されるOPナンバー①なんて“HEAVEN AND HELL”を先取りしてしまったかのような名曲ぶりですし、後に続くKey/フルート/アコギを有用した、ちょいプログレ風味も入ったアレンジが初期MAGNUMを思わす②も最高。キャッチーなブギー③、ポップな序盤からシリアスに熱量を増していく④、ファズの効いたGが暴れ回るヘヴィな⑤…と続いた時点で、個人的には本作の完成度を確信するには十分過ぎるぐらいでしたよ。
新人バンドのフレッシュさとは無縁かもしらねど、代わりにこれがデビュー作とは思えぬベテランばりの貫禄と風格に痺れる一作です。(というか実際既に10年選手なんですけども)

火薬バカ一代 ★★★ (2025-05-01 00:31:10)


The Longer You Can Wait / The Alex Parche Project / THE ALEX PARCHE PROJECT
バラードとまではいかないまでも、演歌に通じる泣きのメロディを
たっぷりとフィーチュアした叙情HRナンバー。歌うはウド・ダークシュナイダー。
金切声のイメージが強い御仁ですが、ここではシンガーとしての実力を
存分に発揮して、楽曲をエモーショナルに盛り上げてくれています。

火薬バカ一代 ★★★ (2025-04-29 23:24:45)